Loggol(ロゴル)ベータ版の使い方

概要

1: 使用前の準備

Loggolを使用する場合、まずサインアップしてアカウントを作成し、次にログインする必要があります。

2: 基本的な分析手順

Loggolでウェブサーバのアクセスログを分析するには、下記の順番で操作してください。
  1. 分析対象のログファイルをアップロードする
  2. アップロードしたアクセスログに対して、分析タスクを開始する
  3. 分析タスクが完了したら、結果を確認する

3: その他の機能

前項目で示した基本的なログ分析の他に、下記の機能が利用できます。
  1. ログと分析結果の削除
  2. 問い合わせる
  3. ログアウト
  4. アカウント情報の管理
  5. 解約・アカウントの削除

4: WebAPIの利用

Loggolのログ分析はWebAPIからも利用できます。
  1. APIキーの管理
  2. WebAPIの利用

詳細

サインアップ

サインアップ画面にアクセスし、下記項目を入力してください。

  • ユーザID(半角 アルファベット・数字と_が使用可能 5〜20文字)
  • パスワード(半角 アルファベット・数字・記号が使用可能 8〜200文字)
  • メールアドレス
  • 氏名
  • 会社名
  • 電話番号(半角 数値とハイフンが使用可能)

また、利用規約と個人情報取扱同意書の内容を確認し、チェックしてから「Sign Up」ボタンを押して下さい。

ボタンを押すと、入力されたメールアドレスの認証のため、サインアップトークンが記されたメールが送信されます。メールを受信し、そこに記録されているサインアップトークンを取得してください。続いてウェブブラウザ側の画面に表示されている入力欄にサインアップトークンを入力し、「Sign Up」ボタンを押してください。以上でサインアップは完了です。

ログイン

ログイン画面にアクセスし、ユーザIDとパスワードを入力して「Login」ボタンを押してください。

アクセスログのアップロード

お手元のPCにLoggolでの分析対象とするウェブサーバのログファイル(アクセスログ)を用意してください。

続いて新規ログ分析の画面に移動し、「ファイルを選択」を押して対象のファイルを選択します。続いて「アップロード」ボタンを押してください。

分析可能な1つのログファイルの最大サイズは700MBです。
アップロード可能な全てのログファイルの合計サイズは2GBです。
また、ログのフォーマットについては下記をサポートしています。
  • Apache等で用いられるcommon及びcombined
  • Microsoft IISやCloudFront等で用いられるW3C Extended Log File Format

上記はgzip圧縮された状態でもアップロード可能です。

上記以外の形式のログファイルの解析をご希望の場合は、Loggolサポートチームまで問い合わせをお願いします。

分析タスクの開始

ログファイルのアップロードに成功したら、次にそのログに対して分析タスクを作成します。(まだの場合は)ログの詳細画面に移動して下さい。詳細画面へは、ログの一覧画面から移動できます。

ログの詳細画面の「分析タスクを開始」ボタンを押すと、分析タスクが作成され、自動的に開始されます。ログ分析が終わるまでしばらくお待ちください。

分析結果の確認

(まだの場合は)分析タスクの詳細画面に移動してください。詳細画面へは、タスクの一覧画面か、該当する分析タスクの対象となるログの詳細画面から移動できます。

分析タスクが正常に完了している場合(「状態」の欄に「分析完了」と表示されてる場合)には、ページ内に分析結果の概要が表示されます。これは概要であり、検知された攻撃の数が多すぎる場合は全件は表示されず一部が省略された内容となります。省略されていない詳細なデータはJSONあるいはHTMLの形式でダウンロードできます。

JSONのデータは、お客様がLoggolの出力である分析結果をさらに別の角度や方法で深く分析したり、あるいはデータベース等に保存をするような形で、お客様のソフトウェアの入力として使うことを想定したものです。全体のデータ構造(スキーマ)の内容はAPIマニュアルの左欄の一番下にある「分析結果の取得」をクリックし、さらに「Responses」の「200 成功」をクリックすると表示されます。

HTMLのデータは、お客様が目視で内容を確認することを想定した出力です。HTMLではなくPDF形式で取得したい場合には、お手数ですが、ダウンロードしたHTMLファイルをウェブブラウザで開き、印刷機能をご利用ください。

ログの形式がサポートされていないものである場合や破損している場合などには、分析タスクがエラー終了する場合があります。そのような場合、「状態」の欄が「エラー終了」となります。この場合は、ログの形式などが間違っていないことを確認してください。Loggolが対応しているログの形式については本ドキュメントの「アクセスログのアップロード」の項目に記載しています。問題が解決しない場合には、お気軽にサポートページから問い合わせてください。

ログと分析結果の削除

アップロードされたログ(ログ保管データ)とそれに付随する分析タスク(ログ分析結果データを含む)は、アップロード日を含む30日が経過すると、自動的に削除されます。

また、それよりも前に明示的に操作し、任意のタイミングで削除することもできます。

ログを削除したい場合、ログの詳細画面に移動して下さい。詳細画面へは、ログの一覧画面から移動できます。詳細画面で「ログを削除」ボタンを押すことで、ログと、そのログに付随する分析タスクが削除されます。個別に分析タスクのみを削除することはできません。

問い合わせる

Loggolサポートチームへの問い合わせやフィードバック、各種の連絡は、サポートページから行ってください。お問い合わせの内容を入力欄に記入後、Loggolサポートチームからの返信を希望する・しないを選択し、「送信」ボタンを押してください。

ログアウト

管理コンソール右上に表示されているユーザ名をクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。その中から「ログアウト」を選択することで管理コンソールからログアウトします。

アカウント情報の管理

管理コンソール右上に表示されているユーザ名をクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。その中から「アカウント情報」を選択することでアカウント情報の管理のページへ移動します。

こちらの画面ではメールアドレスや氏名などの更新、パスワードの更新、解約などの操作が可能です。

解約・アカウントの削除

解約しアカウント情報を削除するには、アカウント情報の管理のページに移動し、「解約」の項目の入力欄に「delete this account」と入力してから「解約」ボタンを押してください。

上記の解約操作が行われると、サインアップの際に登録された情報と、このユーザIDに付随するすべてのログ保管データとログ分析結果データが削除されます。

APIキーの管理

WebAPIを使用するためには、APIキーが必要となります。

APIキーの発行・削除はAPIキーの管理から行うことができます。

APIキーはアカウント毎に同時に最大で1つだけが存在可能です。一度削除し、その後発行しなおすと、別の値となります。

WebAPIの利用

WebAPIの使い方についてはWebAPIマニュアルを参照して下さい。